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カナダ東部の世界遺産(2)

今回は、カナダ東部の世界遺産、残りの3か所についてお話しましょう。
東部のケベック州には「ミグアシャ公園」という世界遺産があります。
ミグアシャ公園の岸壁に露出した地層から、非常に多くの魚や植物などの化石が発見されました。
その発見により、この地球上には3億7000万年前から魚が生息していたことが証明されたのです。
3億7000万年前ですよ。
気の遠くなるような遥か昔の地層が露出しており、今現在、触れることが出来るということなのです。
と言うことは、カナダ旅行の最中に、さらに一種のタイムトラベルを味わうことが出来るのです!
素晴らしいと思いませんか。
また、ケベック州の「ケベック旧市街」も、北米唯一の城壁都市ということで街全体が世界遺産となっています。
こちらは文化遺産のひとつですね。
1906年に、フランス人の探検家であるシャンプランが入植して以来、ケベック旧市街は北米において、フランス文化の中心的な役割を担っているのです。
石畳の町並みは、いかにも中世ヨーロッパを感じさせてくれます。
東側、最後に紹介する世界遺産も文化遺産です。
オンタリオ州の「リドー運河」ですが、北米でもっとも古い運河です。
英米戦争ののち、アメリカの侵略からの防衛のため、ジョン・バイ海軍大佐によって作られたものです。
このような歴史的な重要性を持ちながらも、夏にはクルーズ、冬にはスケート場といったアクティビティとしても人気の運河です。
どうですか、東側の世界遺産を知っただけでも、すでにカナダ旅行へ出かけてみたくなったのではないでしょうか。